植栽場所:

イズノオドリコ

バラ科サクラ属

学名:Prunus hy.
別名:
原産:自然交雑種

 昭和40年に、熱海で造園業をしていた石井武夫さん=故人・日置市吹上町在住=が静岡県伊豆半島の山中で発見し命名された早咲きの桜です。東海地方の地震被害を予防するために、昭和50年、鹿児島県日置市吹上町に伊豆の踊子を携えて移住され、そこで若木を育成されました。その後、重い病に倒れ体の自由が効かなくなった石井さんは、平成13~14年に「手入れができずに荒らすより多くの人に観賞してもらった方が桜も喜ぶ」という考えからフラワーパークにすべての伊豆の踊子を移しました。石井さんは、フラワーパークで立派に花を咲かせる愛する桜達を見届けて、平成18年に逝去されました。
 伊豆の踊子は、オオシマザクラ系の交雑種と考えられており、花色は鮮やかなピンクで、花びらが長期間散らずに、観賞する期間が約1ヶ月と長い特徴があります。開花時期は1月下旬から2月上中旬で、樹高が高くならずに横に大きく枝を張るなどの特徴があります。伊豆の踊子はそのほとんどの株をフラワーパークが所有しており、石井さんから託された貴重な桜と考えます。当園では約60本の伊豆の踊子が、芝生広場やコンテストガーデンを中心に植栽されています。