植栽場所:

シマサルスベリ

サルスベリ属ミソハギ科

学名:Lagerstroemia subcostata
別名:タイワンサルスベリ
原産:屋久島・種子島以南の南西諸島、台湾、中国南部

 屋久島・種子島が自生地の北限です。高さ10m以上にもなる落葉高木です。樹皮は赤褐色で剥脱性、平滑で美しい。よく分岐するが幹は直立し、樹形・幹色ともに美しく、造園や街路樹として利用されます。葉は対生し、楕円形や卵形でサルスベリよりやや薄いです。花は薄紫色から白色で、7~8月に当年枝の枝先に円錐形にかたまって多数付きます。花序の分枝はサルスベリより多いです。花径は1.5㎝で、花弁は6枚、へら形で不規則なしわがあります。
 果実は長さ7~10㎜の楕円形のさく果で熟すと6裂します。花の美しさはサルスベリには劣りますが、幹が直立して美しいです。幹肌は盛夏には白、冬には赤褐色となります。材質は堅く、建築、家具、薪炭材などに、葉は染料に、また、中国では花や葉は薬用や食用に利用します。さし木、取り木、種子で繁殖します。性質は強く、痩せ地でも良く育ちます。また、耐寒性もあり、関東でも育っています。