植栽場所:

ハーデンベルギア

マメ科ハーデンベルギア属

学名:Hardenbergia violacea
別名:コマチフジ、ヒトツバマメ
原産:オーストラリア東部、タスマニア

 ハーデンベルギアはオーストラリアの東部の海岸地帯からタスマニアにかけて分布するマメ科ハーデンベルギア属の常緑つる性木本で3種が知られています。日本で栽培されているのは主にヴィオラケアの一種です。つるを他のものにからませながら伸びていき、長さ2~3mになります。葉は互生し、革質で厚く濃緑色、細長い二等辺三角形のようなかたちをしており長さは6~12㎝程度です。マメ科の植物はいくつかの小葉に分かれた「複葉」が多いのですが、ハーデンベルギアは小葉に分かれない一枚の「単葉」なので、ヒトツバマメ(一つ葉豆)の和名があります。3月頃に葉の付け根から花茎を出し、数十輪の小さな花を房状に咲かせます。咲いた姿がフジに似ているので、コマチフジ(小町藤)の別名もあります。花は蝶のような形でスイートピーやエンドウに似ており直径1㎝程度です。基本種の花色は紫ですが、白やピンクもあります。花後に細い線形の鞘を付け、熟すと中に数個の豆(タネ)ができます。