ヘリコニア
学名 | Heliconia | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
和名 | ヘリコニア | ||||||||||||||||||||||||
科名 | オウムバナ科(旧バショウ科) | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | 熱帯アメリカ、南太平洋諸島 | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
|
||||||||||||||||||||||||
開花エリア | 密閉温室 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | 熱帯アメリカと南太平洋諸島に分布するオウムバナ科(旧バショウ科)ヘリコニア属の常緑多年草で、約100種が知られます。ヘリコニアの茎は葉鞘が包みあってできている偽茎で、高さ50㎝程度の小型種から、6~7mになる大型種までさまざまです。葉は2列に並び、バナナに似て長楕円形で、長い葉柄を持つものと、柄がないか、ごく短い葉柄を持つものの2種類があります。花茎は偽茎の中心から立ち、その頂端に多数の苞が2列に並んで着きます。色彩は鮮やかで光沢があり、黄色、赤色、緑色、黄緑色などがあり、2つ折れの舟形をしているものが多く、先端が巻くものや尖るもの、縁が巻くものなどがあります。花は両性花で、苞の中に包まれるように数個ずつ付きます。花序は直立あるいは下垂し、苞と同様、鮮やかな色彩をしています。ハチドリによって受粉する種類が多いようです。トロピカルな趣な花は切り花としてよく利用されています。栽培には冬季最低15℃程度の加温が必要です。ヘリコニアという属名は、ギリシア神話の、芸術をつかさどる女神ムーサの住むヘリコン山に由来しているそうです。 |