ヒメショウジョウヤシ
学名 | Cyrtostachys lakka | ||||||||||||||||||||||||
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和名 | ヒメショウジョウヤシ | ||||||||||||||||||||||||
科名 | ヤシ科 | ||||||||||||||||||||||||
原産地 | ボルネオ | ||||||||||||||||||||||||
見ごろの時期 |
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開花エリア | 密閉温室 | ||||||||||||||||||||||||
解説 | ボルネオ原産のヤシ科ショウジョウヤシ属の常緑中高木でヤシの仲間です。葉柄や葉軸が鮮明な緋赤色でヤシの中では最も美しい種類の一つです。美しい株立ち性で、株元でよく分けつします。茎は細く竹状で高さ5m、径8㎝程度、滑らかで光沢がある緑色です。葉が落ちた跡が竹の節に似た美しい環状紋になります。葉柄は約15㎝で葉軸とともに明るい緋赤色、羽状葉は長さ1.5m程度でアーチ状に湾曲します。小葉は長さ50㎝程度で披針形、約25対あり表面は濃緑色です。2月頃に葉えきから長さ30~60㎝で分枝した穂状の花序を出し、白色の花が見られます。耐寒性は弱く、栽培には最低15℃程度必要です。和名の由来は、葉丙や葉軸の色が中国の想像上の怪獣「猩々」の毛の朱紅色に似ていることから付けられました。当園のメイン植物のひとつですが、シンガポール植物園の並木は特に有名です。 |